NAWSICA工法

NAWSICA
特許第4142737号 発明の名称:廃棄物処理装置

近年、全国的に新規最終処分場建設用地の確保が困難になっており、それに伴い最終処分場の残余年数も年々減少し、深刻な問題となっています。

そのため、新規最終処分場竣工まで既存の最終処分場を延命化すること、転圧が不十分な最終処分場を有効利用する目的で、最終処分場の減容化が注目されています。

NAWSICA(ナウシカ)工法は、廃棄物を静的圧縮することで埋立地を減容化することを目的として開発しました。この工法では、埋立地にΦ1000~1200mm の特殊な形状のスクリューオーガーで削孔を行います。埋立地内部の土砂、廃棄物はオーガーヘッドのナイフエッジ部分で切削、細かく裁断された後、オーガーヘッドのコーン部分が侵入することで横方向への力を受けて静的に圧縮されて孔壁に押し付けられます。そのためスクリューオーガーによる削孔はほぼ無排土で行うことができます。この作業を繰り返し、掘削孔に周辺の廃棄物をバックホーで投入して再度転圧し、埋立地を減容化します。

本工法では予め、事前調査ボーリング、環境調査(湧出ガス、水質等)、オーガー侵入時の土圧試験、試験施工を実施して減容率の推定・安全性の確認を行ったうえで施工計画の立案、本格施工を行います。

ページトップへ戻る

工法の特徴

工法の特徴
  1. 埋立地の種類、形状に応じた事前調査を行い、孔間距離、掘削深度を計算したうえで試験施工により安全性の確認を行うので、施工時における構造物、集排水設備の破損はありません。
  2. オーガーの回転・圧入には電動モーターを使用するので、振動・騒音がほとんど発生しません。
  3. 高トルクの駆動装置を使用するので、未破砕の大型廃棄物が混入していても施工可能です。
  4. 削孔時に薬品、添加剤などを一切使用しないので、工事に伴う土壌汚染、水質汚濁、悪臭などが発生することはありません。
減容化率測定
減容化率測定
掘削後の孔壁
掘削後の孔壁
施工状況
施工状況
ページトップへ戻る

施工実績

施設名及び管理者 施設所在地 施工年月 掘削深度(m) 施工面積
(m2)
沈下量
(m)
減容量
(m3)
減容化率
(%)
平均減容量(施工時)
(m3/日)
産業廃棄物最終処分場(管理型)
環境エンジニアリング株式会社
美唄市 H19.5 4.5 2879 0.34 986 13.7 41
一般廃棄物最終処分場(管理型)
栗山町
栗山町 H20.6 8 5551 1.09 6028 13.6 100

ページトップへ戻る